火曜日にsushiと美術館鑑賞にいってきました

久しぶりにノルシュテイン先生よろしく美術館の作品と向き合うことに。



「SPACE FOR YOUR FUTURE」展
会場: 東京都現代美術館
スケジュール: 2007年10月27日 ~ 2008年01月20日
12月24日、1月14日は開館、但し12月25日、1月15日は休館。
住所: 〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
電話: 03-5245-4111


3F~地下2Fの広いスペースを生かした展示でした。絵やグラフィックという平面のものは

少なく、映像とプロダクトな感じでした。最初に渡されたパンフレットがなかったらほとんど

意味不明でした。パンフレットがあっても その全体像を把握するまでに時間がかかりました。



特に自分が興味をもてたのは

「コンテニード・ネト」というドキュメント作品でした。

展示場のモニタの横にガラスの棚があり、その中にペットボトルやよくわからないものが
入っています。そしてモニタにはゴミを集めてカートで町を疾走するシーンが。最初はまったく意味
不明でどういうパフォーマンスなんだと思っていました。そしてまわりのひとが通り過ぎていく中、
根気強く見続けていると ゴミというのは街中に捨てられていたペットボトルで、人の手によって
分解され、製品として加工されていくようになります。ここでようやくぼくたちはガラスの棚に入って
いたものは元ペットボトルだったということに気づいて息を呑みます。



もう一つ楽しかったものが。

『アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス』

二階立てのほったて小屋。トタンがうちつけられ、どこからか拾って来たような木材やチープ
な廃材が内装に。さらにそのうえにグラフィックや写真がコラージュされている。学校祭のた
めに工芸科の人ががんばりすぎてできたバーのような感じ。中にはネオン。しかしなぜかと
ても居心地がいい。


輪派絵師団 展
会場: マル ギャラリー スケジュール: 2007年11月10日 ~ 2007年11月24日
住所: 〒108-0022 東京都港区海岸3-7-18-902電話: 03-5443-2284 ファックス: 03-5443-2285

東京都現代美術館を出てから急いで新橋駅へ向かう。
何しろ初めて向かう場所で、湾岸沿いだということはきっと
わかりにくい倉庫のなかだったりするからだと思ったからだ。

マルギャラリーはビルの九階だった。
オートロックなので、直接部屋番号を押してオーナーさんに
入れてもらう。
「いらっしゃい、どうぞ。楽しんでいってね。」
オーナーさん(?)は外国の方で、マルギャラリーは
天井の広い大きい個人宅に招かれたような不思議な雰囲気だった。
そしてとてもいい匂いがする。ここにたどり着くまでが大変だったけど
少なくとも ここは『あんたにこの作品がわかるの?画廊』的な居づらさは
なかった。

リンパ絵師団はyoutubeで見た
ペンキで壁や床に絵を集団で描いているところを
倍速で映し続けてるやつだ。せっかくできた絵を
惜しげもなく白ペンキで上から塗りつぶして、そして
またすぐに生まれてくる絵をみているとまるで生き物の
連環をみているようだ。

壁には横4~5メートルぐらいの作品が一枚。
しかも足元には大量のペンキ缶が置いてある。ライブペイントの足跡が
そのまんま残っていた。

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