水曜日

本のオンデマンド出版について/Tシャツショップ Oh Yeah!から考える

今回はオンデマンド出版について。
個人誌や同人誌を作る場合は元手がかかる。
まず「作者」がお金を払って「店」に本を発注して製品化されたものを
受け取り、それを客に売っている状態である。
また在庫も「作者」が管理しなくてはならない。

以前オフセットで24ページのフルカラー本を300冊作ったときは
16万程度必要だった。学生などが一人で作ろうと思ってもそう簡単に
出せる額ではないだろう。

しかしカラーの本を作ろうという意識がその時点で頓挫してしまうのは
もったいないとおもうのだ。(本当に作りたいのならばそのために
何でもしてお金を稼ぐべきという考え方は置いておく)

「オンデマンド印刷」「少数ロット可能」「一冊から」
と書かれた印刷所は以前より増えているようだ。
しかし「作者」がまずお金を払って「店」から本を受け取るという部分は
何も変わっていない。

そこで、この図を書いた。


この図は印刷所と販売所が合体しているというところが違う。
①「作者」がデータを「店」に送る(サンプルも作っておく)
②「店」は「作者」のサンプルをサイトに載せてその本をオンラインで注文できるようにする
③「客」がサンプルを見て注文する
④「客」の注文数に応じて「店」はロイヤリティーを「作者」に払う

このやり方をすでにやっている(?)のが
アメリカのamazonでオンデマンド出版というやつなのだとおもう。
このやり方だと「店」も「作者」も本という物質的な在庫を抱えることがない。
「店」側のサイト運営とデータ保持のためのサーバー費等は作者へ支払う
ロイヤリティーとの兼ね合いで調整する。
「作者」は初期投資なしか、年間にいくらか支払って
(amazonは年間契約料あり)カラーの本をオンラインで出版できる。

本ではないがTシャツのオンラインショップ「Oh Yeah!」では
①無料で「作者」登録、デザインデータを「店」に送る
②「店」がオンライン販売
③「客」が注文
④「店」が売り上げ一枚につき1000円のロイヤリティを「作者」に支払う
(販売値段の約1/4くらいのロイヤリティ)

となっている。「作者」が用意するものはデータと金融口座ぐらいだろう。
つまり 「Oh yeah!」の本バージョンをやってくれるところがでてこないか
ということが言いたかったのだ。


別に、が、合体してもいいんだからねっ。
そういうところって日本にはないのかなあ。

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