金曜日

角川ホラー文庫/うしろ

今回は読んだ小説のレビューをかく。

角川ホラー文庫/うしろ
倉阪鬼一郎


内容(「BOOK」データベースより)
それは奇妙なマンションだった。女性専用で、セキュリティは万全、
一見何の問題も無いように見える。だが、常に観察していれば気づくだろう、
ここでは妙に人が入れ替わることに。そして、出て行く者の顔は必ず恐怖に
歪んでいることに。音楽を学ぶために来日したイェニョンは、希望を胸に訪
れたが―。仕掛けられた呪いが発動するとき、それはうしろに立つ―。
ひだり」と同じ作者の小説である。
「うしろ」は「ひだり」と同じように信仰、呪術、結界的なものが関わってくる。
謎解きのような要素はほとんどない。
現象の原因は最初にはっきりとわかっていて、それがじわじわと主人公を追いつめていく。
ページ数が多いのでその展開だと飽きるだろうと思ったのだけど
どんどん読めたのは言葉の使い方がうまいからだろうか。

怖さでいうと「うしろ」のほうが上だ。
けれどその怖さというものは昔から存在するお岩さんや*「リング」や「呪怨」のような黒い髪を
垂れ流した女幽霊のテンプレートのおかげにすぎないとおもう。
「うしろ」も「ひだり」も霊のようなものが出現して猛威をふるうようになった原因と
いうものがあるのだけれど「リング」「呪怨」「ひだり」に対して「うしろ」のそれは動機
の描写が足りないようにおもえた。
そしてこの小説の中では陰の存在として扱われる楡(にれ)の木と芒(すすき)が
ぼくにとっては幼少の頃に北海道で過ごした記憶の中で完全に陽の存在であった
ことがますます同調できない理由のひとつなのかもしれない。

「うしろ」は「ひだり」ほど具体的ではないが映像も頭の中で再生することができた。
ぼくは建築物の位置関係や吹き抜けなどの立体的な構造を想像することが苦手だ。
舞台になったマンションの部屋内は想像できたがその外観や通路はおぼろげだった。
過去に紹介したフリーゲーム「1999christmas」に登場する大きな構造物もさっぱりわからなかった。
特に呪術的な要素として建物の構造は重要だったと思うので、そういうときは図でも
描くべきだったのだろうかとおもった。

「うしろ」の優れている部分は触感だったとおもう。予感とか存在とか肌で感じる描写を
視覚だけじゃなくて触感でイメージすることができた。「虫が這っている」という文章が
あったらぼくは人の皮膚の上を通るムカデを頭の中で見る。
でもそれだけじゃ気持ち悪くない。
自分の皮膚の上を実際に何かが這っている触感まで想像させるとこまでいってくれると
良い文章だとおもう。小説を読んだあとで例の触感をそっと再現してみるとじわっと
いい汗がしみだしてくる。
そういう意味では素晴らしかったとおもう。

ラストの押して引いて押して引いてという展開もなかなか楽しんで読めた。
ただ「ひだり」の個性と比べてしまうと一瞬で*「黒い髪のしつこい女シリーズ」として
埋没しそうな本だと思った。


*昔買った「リング」のハードカバーは横尾忠則の宗教めいた感じの絵だった。
 今の文庫本の表紙の顔はちょっとかわいすぎる感じがする
*「呪怨」の伽椰子は裏で漫画太郎が反復技術を最大限に発揮しているとしかおもえない。
*壁に色々描いてある部屋の描写は、過去の個展の風景を思い出させた

水曜日

本のオンデマンド出版について/Tシャツショップ Oh Yeah!から考える

今回はオンデマンド出版について。
個人誌や同人誌を作る場合は元手がかかる。
まず「作者」がお金を払って「店」に本を発注して製品化されたものを
受け取り、それを客に売っている状態である。
また在庫も「作者」が管理しなくてはならない。

以前オフセットで24ページのフルカラー本を300冊作ったときは
16万程度必要だった。学生などが一人で作ろうと思ってもそう簡単に
出せる額ではないだろう。

しかしカラーの本を作ろうという意識がその時点で頓挫してしまうのは
もったいないとおもうのだ。(本当に作りたいのならばそのために
何でもしてお金を稼ぐべきという考え方は置いておく)

「オンデマンド印刷」「少数ロット可能」「一冊から」
と書かれた印刷所は以前より増えているようだ。
しかし「作者」がまずお金を払って「店」から本を受け取るという部分は
何も変わっていない。

そこで、この図を書いた。


この図は印刷所と販売所が合体しているというところが違う。
①「作者」がデータを「店」に送る(サンプルも作っておく)
②「店」は「作者」のサンプルをサイトに載せてその本をオンラインで注文できるようにする
③「客」がサンプルを見て注文する
④「客」の注文数に応じて「店」はロイヤリティーを「作者」に払う

このやり方をすでにやっている(?)のが
アメリカのamazonでオンデマンド出版というやつなのだとおもう。
このやり方だと「店」も「作者」も本という物質的な在庫を抱えることがない。
「店」側のサイト運営とデータ保持のためのサーバー費等は作者へ支払う
ロイヤリティーとの兼ね合いで調整する。
「作者」は初期投資なしか、年間にいくらか支払って
(amazonは年間契約料あり)カラーの本をオンラインで出版できる。

本ではないがTシャツのオンラインショップ「Oh Yeah!」では
①無料で「作者」登録、デザインデータを「店」に送る
②「店」がオンライン販売
③「客」が注文
④「店」が売り上げ一枚につき1000円のロイヤリティを「作者」に支払う
(販売値段の約1/4くらいのロイヤリティ)

となっている。「作者」が用意するものはデータと金融口座ぐらいだろう。
つまり 「Oh yeah!」の本バージョンをやってくれるところがでてこないか
ということが言いたかったのだ。


別に、が、合体してもいいんだからねっ。
そういうところって日本にはないのかなあ。

火曜日

角川ホラー文庫/ひだり

今回は読んだ小説のレビューをかく。

『ひだり』とは倉阪鬼一郎の『うしろ』『すきま』に続く
タイトルがひらがな三文字のホラー小説である。

舞台は小さな町だ。
祭事・神事についての解説が多いので
だらだらと読むだけになるかなと思ったが
『ひだり』とは何なのか、なぜ『ひだり』を隠すのか
という疑問と絡み合うことでそれらが引き立っていた。
また、状況を現す文章が優れているせいか
読んでいるとふっと映像が浮かんできて
それは夢の中で景色を見ている状態と
少し似ていると思った。

「ひだり」はプロローグとエピローグ、その間の
「一」から「十」までの話で構成されている。

私は「一」で町の雰囲気を過去の経験と照らし合わせて映像化した。

私は「六」でこれから起こる痛ましいことを予測できた。

私は「九」で激しい怒りとともに完全に主人公と同調した。
このとき小説の中で「ころせ」とつぶやいた。

私は「十」でアニメ化が始まったのかとおもった。




角川ホラー文庫/ひだり
倉阪鬼一郎



この小説では単語を強調する際に『』ではなく「」を使う。
自分はどこで覚えたのか定かではないが
台詞と単語をくくる括弧は区別するようにしていた。
しかしわざわざ『』にしなくても混同することはないし、
台詞よりも単語がことさら文の中で目立つよりは
自然な流れで読めるような気がした。
それを検証するためにこのレビューの最初では
『』を残したままにしてある

月曜日

UST/他の人のチャンネルを自分のチャンネル内で放送する方法

今回はUSTの放送をする側にとって有益なTIPSを書いた。

これまで他の人のチャンネルを現場の中継のような感じで画面内に
呼び込むには、デスクトップキャプチャーを使用して再生中の
ブラウザ(WMP)を表示させながら録画するという面倒なやりかたを
していた。しかしもっといいやりかたがUstreamにデフォルトで
備えられているのを見つけた。

とっくに知ってる人にはもっと早く教えてくださいと言いたい。
まだ知らない人にはきっと役に立つと信じたい。

まずBroadcast Now→放送編集画面→Advanced Settings
→Pick a Live Ustream Show as Cohostをクリック


Enter channel UrlとSearch channelの二つの入力欄がある
上枠内のUrlには見たいチャンネルのアドレスを入力してSubmitをおす


Urlでなくても Channnel名がわかっているなら下枠内に入力して
Searchをおせば検索してくれる。こっちのほうが楽かも。


 ③と④のどちらの方法でもここにたどりつく。
チャンネルがちゃんとある場合はこのように左に名前がでてくる
ので、クリックしてからSelectボタンを押す


下側にチャンネル(ここではsukechan)の動画サムネイルや
Volumeが表示されるのでAddを押してやれば放送画面に追加される。
音がいらない場合はMuteにチェックをいれておく。
逆にVideoのチェックをはずせば音だけ入荷することもできる。

それでは、以下に実際の他のチャンネルを呼び出した画面を載せる。


チャンネル名をmogumoguで検索してみる。
またよしさん勝手に画像載せてしまってごめんなさい。
ちょうどこのときリアルタイムでやってたのはmogumogu
だけでした。

左側にmogumoguチャンネルが発見された。


あとは自分で動画の大きさなどを変えて配置するだけだ。
注意点としては「勝手に誰かのチャンネルで使われるのが嫌!」
という人は設定をいじることで対応可能である。

USTのホームから→Your Shows→Advanced→Co-Host Preferences
①Always allow co-hosting permission 許可なしで中継される
②Never allow co-hosting permission 誰にも中継の許可をしない
③Ask permission before allowing co-hosting 中継される前に本人の許可がいる

この設定を行えばいい。
何もいじってないとチェックはどれにも入ってない状態なので
誰でもアクセスできる状態になってるとおもう。
設定しない人には拒否する権利もありませんよということだろうか。
海外のチャンネルの中には許可制のものもあった。
設定についてはチャンネルをselectしてaddを押すあたりで
メッセージが出るのでそこで判断できる。

中継と書いたけど向こう側はこちらからつないでるっていうのがわからないし(③をのぞいて)
音声も届くわけではないので実際には一方通行な感じだ。

ただしお互いに相手のチャンネルを表示しあえば擬似的な中継になる。
試しに家の中でミッチのノートPCとやってみると片方の音声と動画が10秒遅れて表示された。

日曜日

ニコニコ動画/実況おすすめ

今日紹介するのは丸腰さんの実況するホラーFPS『F.E.A.R.2』である。
『F.E.A.R』の続編であるこの作品はFPSというおなじみ一人称視点の
ガンシューティングだ。
アーマー装備の訓練された特殊部隊との銃撃戦を乗り切ったとおもっ
たところに幽霊的なものが襲いかかってきてプレイヤーの精神を消耗
させる。逆に言うとその切り替えによるバランスがよく、見ていても飽き
がこないようにできているとおもう。
(少なくとも現在視聴したpart11ぐらいまでは)

実況者の丸腰さんについては『しゃべり方がむかつく』というコメントを
見かけたことがあり、その言葉に騙された自分も最初はただの調子に
乗っている人だと思ったことがあった。だが、Left 4 Deadのオンライン
プレイで他の3人と喋りながら連携をとっている動画に丸腰さんの違う
一面を見たことで『調子に乗っている』というのは最高のサービスなの
ではないかとおもった。

もちろん声はイケメンである。
*ゲーム描写はグロいので気をつけてね!


●F.E.A.R2 実況動画


●F.E.A.R(前作) 実況動画


●Left 4 Dead(四人のオンラインプレイ実況から)

土曜日

ZINEOFF/BOOKOFF

ZINEOFF最終日ということで西日暮里に向かう。
最終目標はオムレツマンのzineを手に入れることだった。
オムレツマンとは若手の『デジタル印象派エロス電動マッサージ絵師』
のことでありぼくは彼の漫画をよく評価している。
おそらく個人が作成した漫画の中では最も読み直した回数が多いと思われる。
オムレツマンについては語りすぎてもその希少性が失われるので
このへんにしておこう。

西日暮里の王将に隣接しているゲームセンターのさらに奥の建物に
噂の学生店長企画店舗への入り口がある。店の前まで来れば
看板で位置がわかるのだが、『王将のとなり』という情報だけでは
ぼくも含め迷ってしまう人もいるにちがいない。そして店名についても
ネットで何回も見ているのだが三秒で忘れてしまった。
もうこの際『王将のとなり』でいいのではないかと思った。

あやしげな光
店の前にはこれといった看板はなく、入っていいのか不安になった。


店内。積まれたzineはそれぞれサンプルを読むことができる。
元はアパートだったのかレジ奥には台所が見え、それがぼく
に売れないラーメン屋をイメージさせた。

この黄色い本は手に取りたくなる良い表紙である。


クロッキー張を思わせる容姿のこの本は実はカバーを段ボール
で作成している。手にもったときの厚みや触感が気持ちいい本。

無造作zine。ためらいゼロ氏の作品は売り切れて見本しかない。

無印の絵本にカラーの手描き漫画が延々と綴られている本。
zineとして販売していたのかは謎だが置いてるだけで周りの
テンションをあげる本だ。


店長やオーナーさんの手作りと思われる木の棚。幅が狭い。
そのせいか同人誌即売会で見本誌を読むときよりも慎重に
本を取ったり戻したりするので、本を大事に扱っているような
気分になれる。


左は購入したumelaboさんの作品1500円。座談会で読んだ
ときからもし買うならこれだと思っていた。棚には廉価版のぺら
紙を折ったものも用意されていたが、あの紙の厚みだと魅力は
値段以上に落ちていると思った。パッケージングされた物で
ありながら『個人の手』を感じられる作品だった。タイトルは3秒
で忘れてしまった。






ZINEOFFの面白さの一つとしてその値段設定があげられる。
最低は30円位から最高は40万円の作品もあるのだ。
一番気になったzineは『ちんこ まんこ改造本』(記憶のみ)
という本でどの層を狙ってるのかまったくわからない本だった。
こういう本は逆にサンプルとして内容を出さないほうが成功して
いるなあとおもった。

ということで、YUUU店長がこの店を切り盛りする期間は今日で
終了したわけだが引き続きzineは8月一杯までこの店に置かれ
るようだ。物珍しさや話題作りのためにここに来るのもいいだろう
し、ひょっとするとずっと持っていたいお気に入りの本を見つける
かもしれない。どこの本屋にいっても自分を満たしてくれるものは
ないんだと思っている貴方は行った方がいいかもしれない。満た
されなくてもその解釈の広さに驚くかもしれない。


西日暮里駅3番出口王将のとなり

ぼくは待ってる
ヒーロー見参、オムレツマンは8月にやってくる。

火曜日

移動小説

中村
は手すりに掴まりながら残った手をカバンにつっこんで
真っ黒な文庫本を取り出した。床に置いた紙袋からはみだした
ローズマリーの匂いが混んだ車内の緊張を緩和している。

先ほどからうつむき加減の美智原は紙袋をちらりと見た後にがっくりとうなだれた。
サンダルからのぞく指先がたまにピクッと痙攣しているのは
うとうとしている証拠だ。それでも携帯ゲーム機を掴んでいる両手はがっちり固定されていて
決して取り落とすことはなかった。


「タイトルと表紙には惹かれましたけどね。
他の短編の統一感のなさにはがっかりでしたよ。」
前評判を圧男の口から聞いてはいたものの
ひいきの作家の新作を見た瞬間にレジへ運んでしまうのは
”信頼”というよりも”習慣”のせいだろう。
中村は今、その本を読んでいる。


「次は~絵古多~。絵古多です~。」
急行だと小説を読むには少々時間が足りないが。
各駅を通過する最終電車の歩みの遅さはちょうどいい。
そういえば飛行機や電車やバスによる移動があるときはいつも
黒い文庫本を・・・・・・

その作家の小説を読むと何か得たいのしれない液体を頭の血管に
注射されたのではないかと思う。
読んでいる最中はもちろん読後もしばらく頭の中の新しい部分が
開けたような感覚をもたらされるのだ。
夢から醒めたけれど余韻をのこしたままベットにいるときのように、
見えている景色と文章から生み出される景色が重なっていて
自分はそのどちらにもいるような気分になる。

しかし中村は3ページ位めくったところですぐにカバンにしまった。
さっきまで海で散々泳いだ上にアルコールも入っているのだから
揺れる車内で立ち読みをするというのは身体的に辛いものがあった。
ただ、本を閉まったのはそれだけが原因ではなかった。

『なぜだろう、まったく本の中に入っていけない。』
情景が浮かばないわけではなかった。
まるで不感症になってしまったような気分だ。
文字がニュースみたいにバックグラウンドでただ流れている。
怪奇的な描写があっても『死因は心不全でした。』と言われてるだけのように思える。

つまりおもしろくないのだ。
だが中村は小説がおもしろくないのではなく
自分の体調がそうしているのだと思いたかった。
それに圧男が言っていた『短編の統一感のなさ』についても検証しないといけない。
中村は自分に言い聞かせようとした。
アイデアの目新しさだけに捕らわれる時期は過ぎたのだ。
一度読んだだけで面白さのわかるものばかりではないのだ。

「テレレレレレレッテーテッテー」
となりでレベルの上がる音が聞こえた。
zine/おにたいじ

熱紙でおなじみの(中身みたことないけど)
藤伸行さんがぼくの本の紹介をしてくれた。
言いたかったことはいってくれたし
後半に怒濤の勢いで載ってるモノクロの絵の流れについては
小説の余韻的なものと解釈してくれてうれしい。ふじさんは普通の人が踏み込んでこれないような所に
踏み込んできて、かつその着地点には一つ一つ甘露飴が置かれているような存在だ。

おにたいじは
初版   4冊 各400円
ver1.1 4冊
現在8冊作成した。
初版は作家側の人が速攻で3冊買ってくれることになった。
ぼくのzineは最初に何冊刷るか決めるべきだなとおもった。
なぜ決めなかったかというと決めた時点で萎えそうだとおもったからやめた。

今回レーザープリンタを導入して、おにたいじのver1.1を作ることにした。
ver1.1の更新情報
・アルミに印刷したものをアクセントとして本書につけくわえた。
・文書がくっきりして多少読みやすくなった

本来のsukechanがやりそうなことだった。
こっちのほうがzineっぽいw出来に仕上がってる。
zineはすべての本が完全に一致する必要はないと思ってる。
原型をとどめながら部分的に或る絵がなかったりあったりしていいと思う。
紙もかわってもいいとおもう。

ver1.1を作って思ったことは『誰得』という点から、初版を買った人の要望があれば
いつでもver1.1にバージョンアップさせてあげることをしてもいいのではないだろうか?
それをやると初版であることのありがたみが薄れるかもしれないが
バージョンアップさせた日付を書き込むことでなんとかなるのではないかと思う。
大幅なバージョンアップなら料金も少しもらってもいいだろう。
郵送もしくは手渡しというオフラインでの取引のほかには
ユーザー自体にやってもらう手もある。

『本の何ページのこの位置に用意した画像をラベル印刷して貼ってください。』
という手動アップデートだ。正直かなりめんどくさい。
なんでWindowsの更新みたいなことを
自分でしないといけないんだとおもうかもしれない。
あとは更新に失敗したらきれいに前に戻ることはできない。
正直それでいいとおもう。きれいじゃなくていい。
バージョンアップしすぎて、たわんだzineとか見てみたい。

話はさらに広がる。
まず素うどんのようなzineを作ればいい。

机の上にひだりから浅めの箱を置き順に『素うどんとしての本文』
『トッピング用の素材』『カラーページ』などそのとき用意した素材を置き、
お客さんには流れ作業的にチョイスしていってもらう。
トッピングすればもちろん値段は上がるが、zineは素うどんの状態でも
十分楽しめる状態になっている。
全部選んでもらってからその場で製本する時間をもらうか、後日の発送にするかは任せる。
日替わりでその日しかない素材も用意してるといいな。
ネギ抜きも対応します。え、このページいらないんですか切りますね。
いや狼狽してなんかいないですよちょっとネギが目にしみて・・。
ていうかもうzineはうどんでいいだろ!

もう一つzineについてのアイデア。
zineをもっと日常にあってもいいものにするなら
ぼくは自動販売機においてあっていいとおもう。
販売機といってもコカコーラとかが入ってる完全業務系なアレじゃない。
近所には産地直送野菜が入れられたロッカーが設置されている。
このロッカーの扉は透明で中の野菜が見れる仕組みだ。
100円を入れるとカギがあいて中の品物を取り出せる。
この仕組みをぜひzineに使いたいと思った。
オシャレな雑貨とかもおいてるセレクトショップに置かれるzineや
少し入りにくいアート系のお店に置かれるzineにくらべて
この透明なロッカーから見える不確かな謎の本のあやしさときたら!
エロ本の自動販売機的なわくわく感をおもいださせる。
そんなロッカーを路地やお店の前や畑やコミケや雑踏の中に置いてみたい。
ここにきて中身が見えないということはオンラインでモノを購入するには
ためらいが生じるが、自動販売機では違ってくるのではないかと思えた。




飯野さんがアーティストのビジネスモデルのアイデアを出してたので
具体的に自分におきかえて考えてみた。

ぼくは固定で月15万円
月/1000円×150人限定
・作ってる途中の絵をオンラインで送る
・月に1冊~数冊のzine
・ライブペイント等の限定ストリーミング放送

ここで違うなあとおもったのは
『オンラインで楽曲を届ける』と『zineを届ける』
というところだ。zineは紙が媒体・・・。
ではPDF化したzineのようなものを届けるならどうか?
あんまりありがたみがない気がする。オンラインで受け取った楽曲は
ipodで外に持ち運んですぐ聞けるけど、zineは見れないもの。
逆に僕が会員だったらやっぱり紙で欲しいなあ。
でも同じ本を10冊以上目標をセンターにあわせて折ったりしてると
心がはいらなくなってしまうとおもう。
農家はすごいよなあ。

ストリーミング放送についてはネットの絵描きが配信して
無料で誰でも見れるのが当たり前になってる状態。
全体に公開するものと、限定での放送に何か差異をつけられるだろうか。

月曜日

BOOKOFF/ZINEOFF

西日暮里のop00302というお店に
zineを2冊納品してきました。
お店では見本帳としてのzineが
読めるようになっているので
ぜひ体験してみてください。
7/24まで


「おにたいじ」
表紙カラー
本文モノクロ(部分的にカラーあり)
32ページ
400円

お店のブログ

水曜日



●実況 ぞの、ふひきー
●FF5のネタばれあり。キャラは1Pと2Pに分けてる。
手持ちのギルを半分こにして、二人の装備は会計別に
するというアイデアがおもしろいよ!

月曜日

埼玉県所沢市 音楽喫茶MOJOにてライブペイント

5日(日) Blurry Jazz 投げ銭ライブ       
       open 18:00 start 19:00
       お通し500円+オーダー
       小坂裕明(DS)、北川伸一(G)、増田実裕(P)、前垣篤志(B)、sukechan(P)

MOJOは若い人もけっこうくるらしい、はいりやすい雰囲気のお店だ。
日曜の22:00ぐらいから ちらほらと一人で入ってくる女性客もいる。
トイレに貼ってあるポスターやフライヤーががんばってるかんじがする。
かつて所沢に住んでいたとき、わたしは私の家を所沢文化発信の中心地として
下北沢ならぬ”下所沢”と名づけていたときがあったが、
むしろMOJOがそういう場所なのではないか。
ふと聞こえてきたスタッフの会話から彼らが高円寺や下北沢のバーなどに行って、
装飾や企画やレイアウトから刺激を受けつつ 
お店をもっと良いものにしようとしているように感じた。
お通しのちくわと高野豆腐(?)のサラダはとてもおいしかった。
ほかの料理もすごくおいしいとドラムの小坂さんが言っていたので、
近場にすんでる方はぜひ一度行ってみて。ライブがあるのは日曜のみらしい。


送信者 木工ボンドでほっとした


送信者 木工ボンドでほっとした


送信者 木工ボンドでほっとした


送信者 木工ボンドでほっとした


送信者 木工ボンドでほっとした


送信者 木工ボンドでほっとした


送信者 2009
この日のコンセプトは「快感」
今回の絵はよりわかりやすい絵を目指した、つまり二時間で描ききるということに重点を置いた。
すると必然的に太目のポスカでアタリをつけて最初のそのイメージを最後まで描ききるという形になった。
お客さんとしては”なんなのかわかる”形になっていったので良いとはおもう。
だが前回のようなドラム、ピアノ、ベースの1音1音に反応して変化していく絵という
ウィンドウズメディアプレーヤーのビジュアライザのような方向性とは違うものになっていた。
「快感」というイメージは頭のかたすみにあるものの音楽との一体感よりも
”イメージしたもの”のところへ歩み寄っていくような感じが強くなっていた。

リズムにのる=楽しい、変化 
ライブペイントであれって思ったのは
細かいところや、ゆっくり線を引きたいときに
激しい音が流れてくると崩れてしまうところだ。
前回のただ音に身を任せるという場合なら全くそれで問題ないのだが、
こういう場合自制心をもちつつ 画面のなかで激しく動いても良い場所を
探してリズムにのりつつ描くということが必要なのかもしれない。



金曜日



LEFT4DEADとは
バイオハザードみたいなもので、
オンラインで4人協力プレイして生き残るというプレイが非常に熱い。
L4Dの動画は結構あがっているが、その中で特にプレイヤー同士の会話や
連携、ユーモア、空気感が楽しいこの動画をお勧めしたい
 
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