日曜日

メモ「北方民族誌つながりでカルタ・マリナ」 海の怪物など

カルタ・マリナラテンCarta marina)とはオラウス・マグヌス (Olaus Magnus16世紀に作成した北欧海図
(wikiより引用 
テキストはクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスの下で利用可能



上の二枚から、人物や動物をわかりやすくするためにわざと地形に対して
大きく描くこともあるということをふまえる

また、前回の記事の「北方民族誌」の海の話の見覚えのあるイラストが
ほぼそのまま地図上に表示されている
どちらが先に出来たのかはわからないが色彩があるとさらに楽しい




第7章 怪魚による船の沈没



怪獣(クジラ)を獲っている様子だろうか?
しかし、下の絵と比べると色が違うので怪魚?


怪獣(クジラ)とサメの類だろうか?

第28章 ノルウェーのセイウチ

第31章 イカその他の翼や鋸のついた魚
第31章 イカその他の翼や鋸のついた魚

第32章 怪獣、鳥、小魚の敵意による船乗りの危険
第35章 若干の魚の残酷さ・他の魚の好意
第43章 ノルウェーの海蛇その他の蛇の大きさ


船を襲う大王イカだろうか


牙が逆だけどセイウチに近い姿だ

アゴヒゲアザラシに見える


擬人化されてるがアゴヒゲアザラシに思える

神秘的で知的そうな主のような魚


誰w
溺れる牛に見えるが、海牛とか呼ばれてそう


のろわれた海峡と呼ばれてそう



大エビが人を捕食し、そのエビをまさに怪獣が捕食する
さすがに右の絵はクジラやサメとは思えず、恐竜の姿に近いものがある


左も充分怪獣だが、右は上でエビを捕まえてたヤツと近い種ではないか
ノルウェーの神話を知らないので
どこまで神話上の生き物がでてるのかは知らないが
最後の二枚の青いヤツは誰なのかすごく気になった



*カルタ・マリナの画像引用について
日付 1539年
原典 http://www.npm.ac.uk/rsdas/projects/carta_marina/ "Carta Marina satellite images"
著者 Olaus Magnus

この著作物は、アメリカ合衆国など、著作権の保護期間が著作者の没後100年以下の国において、パブリックドメインの状態にあります。

メモ「たぶん北方民族文化誌」 海の怪物


書誌情報

オラウス・マグヌス(スカンジナビア半島の海図を作った人)によって記された
北方民族文化誌から海の魚や怪物(?)についてを抜粋
イタリア語でかかれてて単語すらわからない



第3章 アイスランドの魚


第5章 ノルウェー海岸の恐ろしい怪魚



第6章 潮吹きとその船乗りに対する残酷さ


第7章 怪魚による船の沈没



第9章 メスとシャチの闘い
8章は画像なかったので入れ替え。さすがにこれはシャチという想像ができなかった


第12章 このの捕獲、その大きさ


第13章 1532年イングランドの海岸で発見された怪魚


第14章 メカジキ、イッカク、ノコギリウオ



第16章 メスのわが子に対する驚くべき愛情
敵を加えてるのか、わが子を潮で飛ばして逃がしてるのかが不明
しかしシャチを潮で攻撃してたのを見ると、口にくわえて守っている
ようにおもえる


第28章 ノルウェーのセイウチ
猪に鱗が生えたような海獣にみえる
どうしてセイウチに鱗がついているとおもったのだろうか?


第28章 ノルウェーのセイウチ
これも前述した画像と一緒でセイウチのようだ

第30章 翼のある魚
翼がある魚といえばトビウオ・・・
しかしこれまでのことをふまえると
これがマンボウやエイの可能性もある


第32章 怪獣、鳥、小魚の敵意による船乗りの危険

@tutoa


第31章 イカその他の翼や鋸のついた魚
どれがイカでしょう



第36章 海綿と海イラクサ
ヒトデとイソギンチャクに顔をつけたがるのは
太陽や星や月を擬人化する手法と一緒におもえる
何が何でも目をつけようとする感じ

第38章 ノルウェー人が海綿魚と呼んでいる魚。その非常に多い脂肪。ほかの若干の怪魚
海綿魚は詳細不明、顔が獣系で脂肪が多いことからトドやアザラシの可能性も
この絵は右上の丸まっている怪魚や、左上の牛のような怪魚がいることで
シャガールみたいな怪しい魔法的世界生まれてる



第43章 ノルウェーの海蛇その他の蛇の大きさ
↑これは前回記事に載せた「serpents」に近いのではないか



引用元"Courtesy of Special Collections, University of Houston Libraries."「serpents」



1562年に発行されたバージョンもある、こっちのほうが絵はユニーク

金曜日

メモ「四足獣の歴史」トプセル たぶん動物と怪物  

今回は荒俣宏つながりで「四足獣の歴史」を見ようとおもう

Topsell's The History of Four-footed Beasts and Serpents
引用元"Courtesy of Special Collections, University of Houston Libraries."
著者:Edward Topsell
画像の使用条件についてはこちらを参照

トプセルの死後20年たった1658年にまとめられた本
この本は四本足の獣と、蛇のイラストが描かれてるようだが
見たことのないような創作的な怪物も沢山見れるので面白い



Another Monster」 
パンの神をおもいおこさせるデザイン、山羊と人間と鶏のキメラか?
首の下からのびてる毛の生えたパンは鶏にもついてるアレに思える
足は鳥のものだけど骨格の仕組みは人間ぽいから
めちゃくちゃ移動が遅そう


Aegopithecus
Another Monsterのようなキメラ的存在。
山羊と人間の2種の混合体のようで"2足歩行"してるが
4足獣の範疇としたんだろうか?


Sphinga or Sphinx
エジプトのスフィンクスとはずいぶんかけはなれたイメージ。
手のように見える発達した足先は猿に近い
これといった興味は感じないが胸の水玉からフェロモンが出てる


Sagoin, called Galeopithecus
胴長の日本猿という感じ。
歌舞伎役者の耳にソフトクリームのコーンが刺さってるように見える


Bear
何の変哲もない熊だが、ハッチングのせいか編みぐるみに見えた
するどい爪以外はひどくかわいらしい姿だ


Beaver
水面に浮かぶダッチワイフと見間違うかもしれない
ビニール素材で浮くのではなく、水かきが後足にちゃんとついている


Bison
力強いハッチングが物凄く効果的


Camelopardals
キリンのようだが、スタイルは今ほどよくない


Cat
ここまでの獣の中で一番利口そうな猫



The picture of another face and horn
現在もこんな角の鹿はいるんだろうか。
過度に発達した角や牙をもった動物は滅ぶと「生物学講話」に書いてあったが。



Elephant
耳と鼻は金属やオリハルコンで出来ているように見える。
象が自衛のために最強の盾(耳)と最強の矛(鼻)を持ったのだ。



Goat
山羊、ようやく動物らしい顔をした動物が出てきた


Goat
まちがってベルセルクの画像を拾ったのかと思った


Gulon
一見ライオンに見えるがライオンではないらしい
むしろこの絵の主役は木ではないか?
何かを象徴している絵に見える


Sea-Horse
カバは攻撃的な動物ということを最近知った
「世界大博物図鑑」の陸上の鯨が多く描かれていたのと同じで
この絵にもまだ水中の視点がないと考えていいのだろうか
いや、とても浅い川だったのかもしれないし
カバの足の造形をはっきりさせるために水上に立っているように
しただけかもしれない


The second kind of Hyaena, called Papio or Dabah
現代の呼び名がUnknownになっているとテンションが上がってくる
ハイエナの第二種?
手のような後ろ足や体や顔のバランスはむしろマントヒヒに近い
首の太さは驚異的で、前足が辛そうだ


Mantichora
たぶんマンティコア
ライオンと野口英世のような識者が合成されて
「本能」と「理性」の象徴のような存在であり、
子供の頃にみたスフィンクスに対する畏怖のようなものを思い起こさせる
私もマンティコアのカード絵を描いているのだが、あれでは
「本能」に「本能(アへ)」が乗っているだけに思える


Lamia
ラミアといえば下半身が蛇の女を思い出すが
人間+肉食獣の前足+馬の後ろ足+爬虫類の鱗という
4体合体のインパクトは中々だ
雄の生殖器をもち、全てを覆い隠すような鱗からはみ出した乳房の艶かしさ
はラバーフェチに通じる何かを感じずにはいられない
とにかくこの乳房


Lion
姿は寝転がったときのライオンに見えるが
顔はとってつけたみたいだ


Linx once in the Tower of London
オオヤマネコ、狼に人間の顔をとってつけたように見える
伝聞だけで描いたとしか思えない


Vulgar Little Mouse
アンニュイな表情がたまらない
顔の造形が素晴らしい


Mouse Pontique
このねずみは大好物の木の実を目の前にして
胴体が右に、尻尾が左に引っ張られる罠にひっかかった


Scythian Wolf
たぶん狼?顔が異様にコミック風
ラクダと狐とライオンとドラゴンがあわさったような造形だ


Mouse Called the Shrew, or the Erd Shrew
私はいままでにこんな邪悪でユニークな顔をしたネズミをみたことがない


Porcuspine or Porcupine
今回のイラストの中で最も細密に描かれたハリネズミ
それまでは木版画で、この絵だけ銅版画ではないかとおもうほど
そのかわり味があまりない



Rhinoceros
@tutoaもご存知のデューラーの描いたサイの写しだろうか?
皮膚病のサイを描いてしまったためにこんな爬虫類の鱗と金属の鎧を着込んだ
ような姿になってしまったといううろおぼえの逸話
しかしシルエットだけ見ても記憶の中のサイにそっくりだ



Ram
羊、これも力作
とても「メェェェ」と啼くとは思えない


これを発見したときの
どや顔が透けて見える


Wild Beast in the New-found World called Su
旧大陸(ヨーロッパ)に対して新大陸(アジアとか)の野獣?
Suという響きがアジアっぽい、人間を例えたものだろうか?
顔も中国とかの老師のように見える
子供を背に乗せて、照りつける太陽から守るために
ふさふさの尻尾で影を作ってあげてるのかもしれない
はじめてみた時は禍々しい怪物かと思ったが
よく見るとそんなに凶暴そうには見えない


Unicorn
ふつうのユニコーン



Boa
PCまわりのケーブルは放っておけば確実に絡まる関係にある
どうして蛇がからまってほどけなくならないのか不思議で仕方ない


Crocodile
ふつうのクロコダイル


Dragon
ビュフォンの本にあったのと同じように
翼と足があるもの、翼があるもの、どちらもないもの
の三種類がドラゴンとしてあげられている
しかし、神話の中のドラゴンのイメージとは少し違う気がする


Winged Dragon
こういう造形になるとドラゴンというよりも
怪獣という見方をしてしまう



Hydra
この絵は何かの風刺とみるよりは
高位の法力を扱う神官達が大蛇に飲み込まれ
魔術のようなものを使い、まず脚を生やしたなどという
妄想をしたほうが楽しくなる



Sea Serpent
大海蛇
今までのイラストの中でも奥行きと高さが表現されている傑作
しかしあまり大きくは見えない



Serpents
足と翼のないドラゴンとの区別がいまいちわからない


ビュフォンの「一般と個別の博物誌」よりも
ユニークな絵が多かったように思えた

紹介しきれてない全ての絵の一覧はここ

 
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