艶本(えほん)


紅閨秘伝抄」(KKベストセラーズ)
江戸艶本へようこそ」(河出書房新社)
現代人にとって、 これらの本は実用に足るものなのだろうか。

(自らを慰めるという行為において)

次回作を江戸雛形(マール社1975発)から模写ったり、何か
とりいれたりカバーしたりして作ろうと思っていた矢先に
この二冊を古本屋で見つけたのだ。
果たして二冊買う必要があるのか?載っている絵も
かぶっているのではないか?などと思いもした。
しかし「紅閨秘伝抄」は性医学監修ジョヴァンニ・ピアッザ博士とかいて
あるだけあって細部や技術的(テクニック)なことがのっていて、
一方「江戸艶本~」はその絵が生まれた背景や台詞についての解説が
多く含まれてる。だからどちらも自分にとって必要であると判断した。

まだ途中までしか読んでいないが、最初に言ったことについては絵柄
よりも昔の言い回しの台詞のほうが実用的であるのではないかと思って
いるところだ。


「ア、胴ぶるひがしてならぬ。」

なんとうつくしい日本語でありますか。
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