キヲクドロボウ~コーヒーは「ブラックで。」
と言わざるをえない


作品の良し悪しの如何に関わらず
感想をここに責任をもって書き記すことを誓います。
それによって自分も高まるはず。
自問自答方式で書きたいと思います。

Q.キヲクドロボウを見ようと思ったのはなぜですか?

総制作費1億などというよく見ることのある宣伝文句に対して
300万円で作られたという部分に興味がわきました。

Q.『300万円』以外で、ポスターやチラシのグラフィックにぐっと来た部分は?

邦画でこのような雰囲気のものだと普段は絶対見ないと思います
(といっても邦画自体をもうまともに何年も見ていないとおもいます)

Q.1200円という値段設定はどう思いましたか?

自主制作映画の相場というものを知らないのでよくわかりません。
ですがよほど安いよりは、売り場で1200円と告げられたときに
むしろその値段なら内容を信用できるのではないかと思いました。

Q.14:30の上映でしたが、お客さんは他にいましたか?

私は14:00に開場したほぼ貸切状態のホールに一人でいましたが、
上映前には、他に3人きていました。

Q.良くないとおもったところは?

主人公とコンビを組んだスラッシュにアクが足りない感じがしました。
もっと二人の間のかけあいがテンポ良かったらいいのに、少しぎこちない。
でも組んだばかりのうまくいかなさを表現したかったのかも?
あとは次の展開をわざとわかりやすくしすぎてるところかなあ。

Q.吹いたところは?

コーヒーは「ブラックで。」と言わざるをえないwwwwwwwwwwwwwwww

Q.良いとおもったところは?

アクションシーン全般、とくに打撃
過去の”カズマ”がすごく強そうなところ
”オンナ”に魅力がある
ぱっと見、チラシに書いてある「近未来東京の、空中カーチェイス!」
がメインでドロボウして車で逃げまわるのかと思ったが
カーチェイスは少なめである。(少なくて良かったとおもう。)

Q.まとめ

ホールにいるときにスタッフの方が話をしていて
「ビジネスモデルがないから自主制作映画なんですよ!」
「自主制作映画組なんてものはなくて、みな一人一人がんばってるだけ」
と、いうのが聞こえてきた。この映画の関係者の方がきっと来られてたんだろう。
その言葉を聞いただけで自分のような立場の人間はジャンルは違えど
なにか勇気をもらった気になるような気がした。
自分がわざわざこの自主制作映画を上映している劇場に足を運んだのも
ひょっとしたらそういう声を聞けるような、誰かがいたらいいなと思ったから
かもしれない。

最後に
コーヒーは「ブラックで。」と言わざるをえないwwwwwwwwwwwwwwww
ここが一番です。

参考
下北沢 Tollywood(トリウッド)
やまけん組

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