インクジェットのインクのブルジョワ感と
メーカーに刷らされてる感じに耐えられず
「俺は歯車じゃない!」とよくある類いの台詞浮かべながら
レトロ印刷の中崎町〜一乗寺感にも対抗するべく私は
ゴム版をやる決意をした
アロンアルファ、毛抜き、デザインカッター、ペンチ
接着剤は細い箇所を彫ったときにゴムがはがれたら使う。
マジック、平筆、鉛筆、赤ボールペン
アクリル絵具、リターダー(乾燥を送らせる)、ヘラ、オープンアクリリクス、ローラー
オープンアクリリクスは少々乾燥しても水に濡らせば復活するので
何枚か刷ってから掃除するまでの時間を稼げる。ただし印刷後、少し厚くなった箇所は
乾燥が遅いので気をつける。
(左)ゴム版(LOFTで126円)、(右)彫ったあと
下絵、バレン
下絵は裏を鉛筆で塗って、表から赤ボールペンでなぞって転写する。
カーボン紙はこの青いゴム(ビニル?)版には無効でした。
ゴム版で外形に沿ってカッターを入れる。
ゴム板をはじっこからめくるには、、、毛抜きを使い万力のような力をこめる。
このとき必要なカロリーは普通に生きる二倍くらい。
この画像ははがしたゴムの厚さ1mmを表すもの。
参照したサイトには2mmとかいているが最初の剥がしで
その厚みをはがすのは筋力的に不可能だった。
1mmはがし、再度1mmはがすのは可能。
しかしどちらにしろかなりの労力だ。
ペンチでつかめるほどめくれてきたらペンチの出番。
片手で押さえてメリメリと剥がす。
きれいに外形がつながってはがれるとは限らない。
ゴム片を吸い込んでないか気になるので
マスクも必要かもしれない。
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追記:ゴムのはがし方はこちらのサイトが参考になります
このはがし方みてたら、周りを切らずに四角い形のまま剥がしてる
自分の労力はちょっとおかしいとおもった
ポストカード大のもの、二色印刷用に版をわけた
こんな感じで彫刻刀を使わなくとも彫れる。
彫刻刀のような彫跡をあまり感じず、
「これペインターで描きましたね」的な画材による
特性が見えにくくなる。
パレット上で絵具を練る。
オープンアクリリクスは何も加えず。
アクリル絵具はリターダーを加えて練る。
ローラーを絵具の上でコロコロする
要らない紙で試し刷り。
失敗例、シルエットのまわりにもインクがついてて
ふかずに刷った結果。味といわずにシルエットを重視したいなら
一枚おきに毎回ふきとってから刷ることになる。
1mmしか掘りがないと余ったインクがまわりの溝につきやすい。
筆で濡ればまわりにはつきにくいが、絵具の厚みにムラが
出来る。
洋皮紙に刷る。
関西コミティア(同人誌即売会)に出店や!
下敷きも熟成してきてる!
1時間半後...
だれも
となりの有名作家がスケッチブックを頼まれてるのを
横目にしながら
だれも
だれ
友人とO9さんが差し入れもってきてくれた
うれしい、おいしい、かわいい
だれも