朝5時、石神井公園中央付近
適度に人の手の入った自然もまた素晴らしい
あめんぼう、蚊、蟻、笹、蝶々、蜻蛉、鯉、亀、水鴨、カラス、名前のわからない鳥
名前のわからないいろんな木、枝垂れ柳のような木
なぜかこの公園に入ったとたんに人々はとおりすがる人たちに
挨拶をしていた。ウォーキング仲間だけにするわけでもないようだ。
ぼくも後ろから来た人に挨拶された。不思議な光景だ。
川のほとりで水面をじっと見る
メタルなポリゴンの面で構成されてる
すごいCGみたいだな、と本当に思ってしまう自分が悲しい
自然を観察するというか 溶け込もうとするとき、ほかの人がいるという意識は
なるべく排除したくなる。わかりやすくいうと 動物と話してるときにほかの人に
見られたくないという気持ちに似てると思う。
それで あんまり人が近くを通らないところに座って じっとしてた。
すると例の感覚が久しぶりに蘇った。
川に入ったまま ぼーっと水面を見つめていると
流れているのは川ではなくて自分であるような錯覚と同じ感覚。
自分が腰を下ろしている地面と自分が流れているような気分。
そして何が足りなくて何を必要としているのかがわかった
人をそれほど求めていないということもわかった
人をそれほど求めていないということもわかった